年中クラス
位置の移動とすごろく
方眼の位置移動の課題はすごろくの進みかたと一緒で、止まっているところを「1」とは数えません。また、すごろくと違う箇所は左右への移動もあるところです。そのため、左右が定着していないと進む方向を間違えてしまいます。移動の最終目的は指示に合わせて目で場所を追えるかどうかです。授業でも右に3、上に5進んだ場所におはじきを置いてください。と言った内容で取り組みました。
その後は実際にすごろくです。今回は1、3、5は戻る2、4、6はすすむの約束で行いました。瞬時に出た目によって判断することになるので、思っている以上に難しい課題です。
最後は絵にかかれたジグザグの道でくまがぞうの場所に行くまでに何回道を曲がったかまた、何回右に曲がったかを調べました。紙の向きを買えないで頭のなかで移動させなければならないのでこれも難しい課題です。こうして頭のなかでイメージをし、運転しているつもりになる。(他者の気持ちになる)ことが求められます。これは子どもの発達として自分中心の思考から他者の存在や相手の立場に立って物事を考えられるようになっていくことと同じです。学習と思考は常に生活や遊びから導かれます。
そして、多くの入試問題では発達検査に用いられるものと類似した課題が出題されていることも事実です。
年長クラス
就学準備学習算数1
今回は算数の1回目です。計数の問題は数え間違えがだいぶ減ってきましたが、まだまだ数え間違えがあるのも事実です。数えるという場面を生活の中で意図的に設けていくとだいぶ減ると思います。というのも、数える経験が減ると数えるという感覚的なものまで薄れていきます。
2枚目以降は数字とひらがなで数える単位について問う問題です。車は台、家は軒、ボールは個というように今から数える単位はしっかり身につけておいてほしいです。また、数の分解では5の構成について取り上げています。1と4、3と2など数は分解できるということを学びました。
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